熱海に住んでいる方の生の声を紹介します。

熱海に住んでみたいと検討している方はぜひ参考にしてみてください。

また、子育て世代の環境選びに関しても紹介しています。

海と花火と温泉と季節の花に囲まれてのスローライフ

日本有数の観光地であり、歴史の古い温泉町の熱海の魅力をお話します。

東京から新幹線こだま号で50分弱、品川からなら40分で到着します。

在来線の東海道線の終点が熱海ですので、のんびり列車の旅を満喫されたい方には東海道線での旅もおススメです。

在来線だと、東京から約1時間45分かかります。

熱海からお戻りの際は、熱海始発列車がほとんどですから、必ず、座っていけます。

グリーン車もありますので、グリーン車の旅も良いと思います。

マイカーで来られる方は、首都高速、東名高速、小田原厚木道路、真鶴道路という経路を走り、高速道路が混雑していなければ、都心から2時間弱で来れます。

東京の方の中には、遠いところにすんでいるから出掛けるのが大変ですねと言われる方がいますが、新幹線で50分足らずと聞いてびっくりされます。首都圏から極めてアクセスのよいところです。

町の東側を相模湾に面し、西側は伊豆の山々が迫ってきており、平地が少なく、坂の多い街ですが、大変風光明媚です。今年も相模湾から上る初日の出を拝みました。

日本有数の温泉と素晴らしい効能

熱海の温泉は、無色透明の含塩化ナトリウム鉱泉で、舐めると塩味がします。

湯量は極めて豊富どこを掘っても温泉が湧きだすような町です。

私が住んでいるマンションの大浴場は熱海七湯の源泉権を有し、源泉かけ流しですが、源泉の温度は90度を超えており、加水しなければそのままではとても湯船に入れないほどです。

最近日本の温泉は源泉温度が低く、加熱しないと入れない温泉がほとんどですから、熱海の源泉は驚くべき高温です。

ここの温泉に浸かると、神経痛や腰痛、けがの治りが早いと良く言われており、実際、私もここに引っ越してから毎晩温泉に入るようになって、首から腰にかけて持病化していた慢性的な痛みが大幅に軽減されました。

以前は週に3回は整骨院に行って鍼やマッサージ治療を受けていましたが、こちらに来てから、整骨院のお世話にはならなくて済むようになりました。

温暖な気候と季節の花々

海岸沿いの町ですが、東京都心に比べると冬は暖かく、海岸線の平地ではほとんど雪が降ることはありません。

勿論、伊豆の山の上の方では場所によっては雪が積もると聞いています。

夏は海風・山風の影響で暑さも気持ち穏やかなような気がします。

夜は冷房を入れなくても大丈夫な日もある位です。

この温暖な気候の恩恵により、熱海には一年を通じて色々な花が咲きます。

年末から新年にかけて、日本一早咲きの熱海桜が開花、ほぼ時を同じくして熱海梅園では、蝋梅・冬至梅を始め沢山の種類の梅が咲き、椿やボケの花も咲きます。

熱海桜が散ったあとには、大島桜や寒桜が開花、最後はソメイヨシノへ続きます。

ですから熱海は桜の時期が3ヶ月に及びます。

桜が終わると、市内のあちこちでツツジやバラ、ブーゲンビリアが咲き始めますし、野生の藤の花もあちこちで見られます。

6月になると、熱海の親水公園では約10年ほど前に植樹された、日本では極めて珍しいジャカランダの花が咲きます。

ジャカランダの花をご存知の日本人は余り多くないと思いますので、どんな花かは一度ネットで検索してください。

夏が終わり、秋になると再びバラの花が咲き、紅葉シーズンへと続きます。

日本一美しい海上花火

熱海では年間を通じて花火が上がります。

昨年は18回、今年は16回の予定です。

この花火大会は地元の温泉旅館組合が企画運営しているもので、宿泊客はメッセージ花火を申し込むことが出来ます。

プロポーズの花火、両親や家族への感謝の花火など、想い想いの花火が上がります。

熱海湾内に設けられた7か所の発射台から色とりどりの花火やナイアガラなど毎回異なる趣向の花火が打ち上げられます。

町の裏側を山々で囲まれていますので、花火の音の反響が凄いです。

マンションの窓ガラスが震えることもありますし、駐車場に停めている車の盗難防止アラームが振動で何台も鳴り出すほどの大迫力です。

花火師が熱海の海上花火は日本一というのはこの反響によるものです。

花火の年間スケジュールはネットに掲載されていますから、確認してください。今年の一回目は3月です。

熱海の公務員の方々は皆さん大変親切です。やはり高齢者が多い街で他府県からの移住者が多いからかもしれません。

 

観光地に住むと様々なメリットがありますよね。

一方、引っ越しした環境によっては住み心地の悪い環境も多々あるようです。

 

子育てには環境も大切

仕事の都合で住むことになった場所は、とても大変でした。

特に子供が産まれてから、その場所では戸惑うことが多かったです。

子供が産まれると、住んでいる場所が、子育てしやすい環境か、子供向けの行政サービスはどのようになっているのか、また夜間や休日にやっている病院はあるか、などと色々と気になってきます。

夫婦だけとか、単身とかに比べると、そのあたりは住みやすいかを決めるポイントになってきます。

他にも、勉強する環境が整っているか、学校のレベルや習い事など、また、小学生になると子供会に所属するので、地域な近所の様子も気になってきます。

そのときに住んでいた地域は、あまり子育てするのには適した環境ではありませんでした。

子供や子供を持つ親に関する行政サービスも、あまり良くなかったです。

用事があった時に、急に預かってもらいたいときにも、一時保育や一時預かりなどのサービスもなかったり、困ることも多かったです。

あまり大きな市町村ではなかったので、そのような細かいところまで、気がつかない感じでした。

また、近くにあまり大きな病院もなく、夜間や休日は、一つある総合病院にだいたい行くことになるのですが、その市町村だけでなく、夜間や休日診療のない隣の市町村からも患者さんが来て、待ち時間だけでも3、4時間になることもあります。

もちろん大人と子供も分けずにやっているので、かなりの人数です。

とても不便でした。

あと、子供が小学生になってからは、地域性が強い地域だったので、慣れないお祭りなどの参加にも困りました。

そのお祭りや地域のことも全く分からず知らなかったので、大変でした。

地域によって勉強への意識が違う

あとは、勉強をさせるという意識が、かなり低い地域のようで、まわりの子たちは、宿題もしないで遊び回っている子供が多く、とても困りました。

親の意識じたいも、子供は伸び伸びと育てればいいという意識が強いように感じました。

勉強より、子供は自然の中で伸び伸び育てたいなど、同じような方針の人なら、このような場所でも大丈夫だと思います。

自分の子育ての方針とはだいぶかけ離れている雰囲気の場所だったので、だんだんと転居のことも考え始めました。

中学校や高校のレベルも、この市町村にある学校はみんな、県内では低い学校が多かったので、このような環境では、なかなか勉強する雰囲気にはならないと思いました。

そして、子どもがなるべく小さいうちに引っ越したいと思っていました。

しかし、仕事の都合もあり、なかなかタイミングよく引っ越しが出来ませんでした。

子供もだんだんと大きくなり、習い事や塾にも通うことになっても、たくさんあるわけでもないので、選ぶほどもなく、以前から、良いと思っていた塾もありましたが、その地域にはありませんでした。

そういう点でも、少しずつ不満が出てきてしまっていました。

住むのにはコスト的には安いです。

たしかに土地の値段は安いし、家賃も安いし、家を建てるのも安いです。

でも現実問題として住んでからは生活があります。

これは毎日のことだし、環境はかなり重視した方が良いと思います。

いくら安く住めても、安さだけでは厳しいです。

人も慣れれば良いのでしょうが、地域性の強い地域では、なかなか他から入ってきた人は難しいかもしれません。

あと、病院などの施設も遠かったり、進学するにも、学力にあった学校が近くにない場合もあります。

自分たちはタイミングをみて、子育てや勉強する環境が整った、便利なところに引っ越しました。

そして満足のいく生活をしています。

やはり、子育ての環境はかなり子供の将来にも影響してきます。

もし、子供の勉強や教育をしっかりと身につけたいという意識のある方は、できたら、その時期だけでも、子供の環境を整えてあげることも良いのではないかと思います。

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この記事を書いた人

くっきー
・妻と子供がいる30代の男です。
・普段は不動産会社の営業として働いています。
・夢はマイホーム
・家族のために住みやすい地域を探しています。